2025/05/28 21:30
こんにちは。
今回は製作に関係の無いプライベートのお話。
先日、はじめてのひとり海外旅行を終えました。
行き先はオーストラリア、メルボルン。
特に理由も無く決めた地でしたが、結果的には選んで良かったと思える場所でした。
ここからは旅についての記録です。
今回楽しみにしていたのが図書館や公園で
ゆっくりと時間を過ごすこと。

いろいろまわる事ができ、どこも期待以上に心躍る場所でした。
特に、ロイヤル植物園は花が咲いている時期では無かったけれど、
みなそれぞれが寛いでいる様子に
ここは楽園かな?と思う様でした。
中心街からほど近いところに無料の公共施設がこんなに充実しているのは実に羨ましい...!
なんといっても街中にもみどりが非常に多くて
歩いているだけでその街並みに癒やされます。
とにかく道路、建物、すべての規模が大きかったのが印象的でした。
食事もまあまあ量が多いし、オーストラリアという国土の大きさと人のサイズからしてそうなるのも自然なことでしょうか。
あとは、以前からinstagramでずっと見ていたSHOPを訪れる為にメルボルン郊外まで足を伸ばしてみたり、
観光スポット、マーケット、民族館、フィッツロイ地区…などなどを訪れたりしました。

フェデレーションスクエアの広場でセブンイレブンで買ったサンドイッチで休憩。
このあと鳥に持っていかれました。
クイーンヴィクトリアマーケットのこの本屋さんがステキだった...!
街並みはこんな感じ。
食事についてはほぼ下調べをしていなくて、
気になったところを勘で入ってみようと思っていたのですが、
今回夜ご飯の場所が一番苦戦したことでもありました。
基本的にひとりで食事する文化があまり無いのか大抵数人~大人数で楽しんでいて、
しかも18:00くらいにはちょっといいなと思ったお店はどこも満席でかなりの盛り上がり様。
なかなかひとりでそこに入っていく勇気も出ずビール一杯飲むだけの場所を探すにも小一時間歩き回ったりしました。
やっと辿り着いたパブで。
メルボルンで一番ベーシックというカールトン・ドラフトという名のビール。
嬉し美味しくて10分で飲み干しました。
このあとデグレーブスストリートのお店でワインまでたどりつくことが出来て良かった!
そんな感じで夜は過ごしつつ、
日中は歩いていて気になったところに。
オーストラリアの中でもメルボルンはカフェ激戦区らしく、googlemapでちょっと調べるだけで雰囲気の良いカフェを見つけることは簡単でした。
ホテル近くのカフェで。
コーヒー自体は日本の価格と変わらないけれど、
フードが日本の1.5~2倍くらいでちょっと高めかな?
一番残念なことは、
旅の疲れ&洋食の胃もたれでいつもの食欲が十分に発揮されず、
食べようと思っていたオージービーフは泣く泣く断念して後半はフォーや飲茶を頂きました。
とりわけ、
ひとり旅で肝心のステイ先、ホテルの部屋は広くてきれいで当たり。
日本でいう丸の内みたいな雰囲気のところに位置していて、
このエリアの雰囲気が特に気に入ってホテルから出るとき&戻ってくるたびに写真を撮ってしまうほどでした。
こんな感じで丸3日間と少しを過ごしました。
今回の旅は行きも帰りもブルネイでの乗り継ぎ便。
上空からみたブルネイの街。
帰りは乗り継ぎまで少し時間があったので入国させてもらい空港周りを歩いてみました。
ちょうど夕刻で、イスラム信仰の国なので空港横のモスクでは礼拝のアラームが流れていました。
みなニコニコしていてとても温かい土地という印象でした。
以上、大丈夫かな?なんて思いつつ当日を迎えて無事帰ってくることのできたはじめてのひとり海外旅行。
初日は少し孤独を感じてしまい夜になって予想もしていなかった感情に囚われたりもしましたが、
2日目からは心切り替えて旅を楽しむことが出来ました。
折しも今回の旅のお供に選んだ本は『深夜特急』。
作中、海外にいる自分はまるで透明人間だと書かれていてまさにそれを体感する旅でもありました。
誰かと一緒だとそんなことにも気づかなかったかもしれないですね。
そして恥ずかしながらわたしの英語力は小学生レベル、
久々の海外でしかもひとりということもあり相当おどおどしていたと思います。
それでも心が通じたと感じられるシーンはいくつかあって、
カフェで食事を残してしまいそれを謝ったところそんなの気にしなくて良いよと笑顔で答えてくれたこと。
疲れ果ててやっと辿り着いたフォーのお店では日本語で"ありがと"と見送ってもらったこと。
ブルネイでは短時間で観光したいという私の無理難題な問いかけに一生懸命応えようとしてくれ、
最後は強く握手をして別れたこと。
大きな出来事では無いけれど、その表情に深い優しさを感じ取りました。
これが、ひとり旅ならではの経験かもしれません。
これから先も、ひとりの良さも誰かと一緒の良さもどちらの旅も楽しんでいけたらいいなあと思います。